診療方針
- ・乳児からご高齢の方まで、気軽に御相談頂ける地域の「かかりつけ医」
- ・みみ、はな、のど、くびに症状がある患者さんの、「最初の窓口」
- ・手術や高度な検査が必要な場合は「地域の基幹病院や専門病院へ」、最適な病院へのご紹介
クリニックの特長
●耳鼻咽喉科疾患にオールラウンドに対応致します。
対象疾患は、外・中耳炎、滲出性中耳炎、難聴、耳鳴、めまい、顔面神経麻痺、副鼻腔炎(蓄膿症)、鼻アレルギー、鼻出血、扁桃炎、咽喉頭炎、咽頭異物、声帯ポリープ、風邪、睡眠時無呼吸症候群、口腔乾燥症や舌痛症、顎関節症などの口腔疾患、味覚・嗅覚障害、発声・構音・嚥下障害、甲状腺腫瘍・バセドウ病・甲状腺機能低下症などの甲状腺疾患、唾液腺腫瘍など頸部の腫瘍、舌がんを代表とする口腔がん、咽頭がん、喉頭がんなどがあげられます。
みみ、はな、のど、くびに症状がある患者さんは、お気軽にご来院して下さい。
●乳児からご高齢の方まで、気軽にご相談頂ける医院を目指します。
正確な診断、丁寧な説明、患者さんに納得していただける治療をモットーに、乳児からご高齢の方まで、気軽にご相談いただける医院になれるよう努力します。
もちろん当院で可能な限りの診療は行いますが、当院で対応できない検査や治療が必要と判断した場合は、患者さんのご希望をお聞きしたうえで、大阪市立大学病院、大阪府立急性期総合医療センター、大阪国際がんセンター、隈病院、南大阪病院などに紹介させて頂きます。
●EBMにのっとり、患者さんが安心できる医療を提供します。
昨今EBMに基づいた治療の実践が、声高にさけばれています。そこでEBMについて簡単に解説させて頂きます。最初の頭文字のEはエビデンスの略です。エビデンスとは治療の根拠、つまり質の高い臨床研究の結果のことです。最も質の高い臨床研究は、研究デザインをたててから行う、ヒトを対象とした臨床研究ですが、一歩間違えれば人体実験ともとられかねず、欧米ほど日本では盛んには行われていません。そこで日本を含め世界の臨床研究を集め診断や治療方針をだしているのが、診療ガイドラインとなっています。耳鼻咽喉科の世界でもその数は多く、鼻アレルギー、急性副鼻腔炎、小児急性中耳炎、小児滲出性中耳炎、メニエール病、甲状腺腫瘍などが上げられます。しかしエビデンスだけで良い医療が提供できるわけではありません。医師の力量や経験量もありますし、患者さん側の御都合(仕事がありまめに通院できない、1日2回しか内服ができない・・・・)もあります。よってエビデンスに加え、医師側、患者さん側の要因を統合して行うのがEBMに基づいた医療ということになります。当院でもこのEBMにのっとり、患者さんが安心できる医療を提供できるよう努力致します。